オマケで同人誌がつく時代になった。
2005年 06月 28日
オタクな面々のマイペースな日々を描き続けている名作「げんしけん」の最新巻(6巻)が出た。昨今は他にもオタクライフを描く作品が多々あるが、この作品は妙に目を引く味があって、私もコミックスを購入するぐらい好きな作品である。
今6巻の内容的には、妄想炸裂したりコスプレしちゃったりするオギーとか、咲への複雑な想いに区切りをつけようとする斑目とか、いつか訪れる別れを思って涙する大野さん等、卒業シーンと相まってある種の節目的な巻として見所は多い。大野さんの涙するシーンはかなり感じ入るところが多いといえるだろう。
しかし。
今回の6巻にはもっと重大な要素がある。それは特装版の存在である。まぁ要するにオマケ付きの限定版というヤツなのだが、そのオマケというのが、「げんしけん」の同人誌なのだ。既にコミックスのオマケにはいろいろなモノが付いてきているが、同人誌は史上初。オタクの世界を描いた「げんしけん」ならではの特典といえるだろう。
しかしこの同人誌の存在こそが、私にとっての大問題なのだ。
私の同人に関わる際のポリシーの一つに、
「同人誌はイべント
で買うべし」
というのがある。言い換えれば、本屋や同人ショップで買うのは邪道だ!という事なのである。無論、なかなかイべントという場に来れない人も多々いるので全てそうあるべきなどとは云わない(←ここは勘違い無きように願いたい)が、私はそう考えているのだ。同人誌は商業誌と違って、描き手の思いをそのままぶつけた代物。ならば、その思いを持った人達が集まるイべントという場でやり取りするのがべストではないかと思ったりしていたりと、まぁ言い出したらキリが無いくらいにこの信念は私の中では重要なモノなのである。
さて、問題の「げんしけん」6巻である。いかにオタクを見事に描いていようが、基本的に商業誌の作品である。という事はこの特装版を本屋等で買うと、イべントではない場所で同人誌を購入する事になるという事になってしまうのである。側からみれば、たかがオマケに何を、という事になるのだろうが、私個人としては今まで貫いてきた信念に逆らう事になるような気がしてならないのである。
そんなわけで、今回この特装版(=同人誌)の話が出た時から私は頭を悩ませていたのである。
で、悩みに悩んだ結果、「やはり信念はそう簡単に曲げちゃダメさ!」という結論に。そして先日のアニメイトで、まだ特装版が平積みで何冊も残っているのをドン無視で通常版を購入した次第。
いいんですよ、下らない信念と云われようが。これが私の歩む道だから。せっかく好きでやってる道なんだから、本能が反応して変わっちゃうならともかく(遠い目)、自分の意志で変わるのを防げるのなら防いでみるのも有りじゃぁないですか。
そんなわけで、このひねくれたオタクの信念はまだまだ無駄に(苦笑)健在のようである。
今6巻の内容的には、妄想炸裂したりコスプレしちゃったりするオギーとか、咲への複雑な想いに区切りをつけようとする斑目とか、いつか訪れる別れを思って涙する大野さん等、卒業シーンと相まってある種の節目的な巻として見所は多い。大野さんの涙するシーンはかなり感じ入るところが多いといえるだろう。
しかし。
今回の6巻にはもっと重大な要素がある。それは特装版の存在である。まぁ要するにオマケ付きの限定版というヤツなのだが、そのオマケというのが、「げんしけん」の同人誌なのだ。既にコミックスのオマケにはいろいろなモノが付いてきているが、同人誌は史上初。オタクの世界を描いた「げんしけん」ならではの特典といえるだろう。
しかしこの同人誌の存在こそが、私にとっての大問題なのだ。
私の同人に関わる際のポリシーの一つに、
「同人誌はイべント
で買うべし」
というのがある。言い換えれば、本屋や同人ショップで買うのは邪道だ!という事なのである。無論、なかなかイべントという場に来れない人も多々いるので全てそうあるべきなどとは云わない(←ここは勘違い無きように願いたい)が、私はそう考えているのだ。同人誌は商業誌と違って、描き手の思いをそのままぶつけた代物。ならば、その思いを持った人達が集まるイべントという場でやり取りするのがべストではないかと思ったりしていたりと、まぁ言い出したらキリが無いくらいにこの信念は私の中では重要なモノなのである。
さて、問題の「げんしけん」6巻である。いかにオタクを見事に描いていようが、基本的に商業誌の作品である。という事はこの特装版を本屋等で買うと、イべントではない場所で同人誌を購入する事になるという事になってしまうのである。側からみれば、たかがオマケに何を、という事になるのだろうが、私個人としては今まで貫いてきた信念に逆らう事になるような気がしてならないのである。
そんなわけで、今回この特装版(=同人誌)の話が出た時から私は頭を悩ませていたのである。
で、悩みに悩んだ結果、「やはり信念はそう簡単に曲げちゃダメさ!」という結論に。そして先日のアニメイトで、まだ特装版が平積みで何冊も残っているのをドン無視で通常版を購入した次第。
いいんですよ、下らない信念と云われようが。これが私の歩む道だから。せっかく好きでやってる道なんだから、本能が反応して変わっちゃうならともかく(遠い目)、自分の意志で変わるのを防げるのなら防いでみるのも有りじゃぁないですか。
そんなわけで、このひねくれたオタクの信念はまだまだ無駄に(苦笑)健在のようである。
by avt-race
| 2005-06-28 10:00
| マンガ