旗次郎(結構オタク)のマイペースなカタリング。コメント・トラックバック大歓迎です☆(基本的にネタバレ状態になっているので御注意下さい)


by avt-race
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残すは関東への帰途となるわけだけれども、この帰途の足に選んだのが寝台特急「出雲」。「出雲」といえば、かつては大社前まで乗り入れて文字通り出雲大社へ参拝の足となったり、その需要がなくなってきてからも出雲市の先の浜田まで足を伸ばしたり、何より唯一東京と鳥取方面を乗り換え無しの一本で結ぶ唯一の特急として活躍してきたひとつの名門列車ともいえる存在の寝台特急です。しかしながら、来る2006・3月18日のダイヤ改正でついに廃止になってしまう事になっています。
実は、今回の旅行はこの「出雲」廃止の報を受けてのものだったのです。前々からゆっくり乗ってみたいと思っていたのですがなかなかその機会がないなぁ、と思っていたところに今回の廃止の報。これはなんとしても乗りに行きたいと思ったのがそもそもの発端だったわけです。「出雲」乗車に至るまでの各行程は全て後付。全てはこの「出雲」に乗るまでの前哨で、いろいろ考えているうちに随分とあちらこちらに行く行程となった次第。そう、ここからが今回の旅のフィナーレにしてメインディッシュ、という訳なのです☆

出雲市駅前のらんぷの湯を出て駅に戻ってまずは食料調達。なにせ上りの「出雲」には車内販売はなく途中米子を越えてしまうとどこもかしこも停車時間が1~2分程度なので、ここで調達しておかないと空腹感に苛まれる(?)事必至なわけで。
そんなわけで、まずは夕食とする駅弁を買うために駅弁の売り場へ。見てみると中々よさげなうなぎ弁当があったので、これを頼んだところ、品切れとの事。しかし、私が「出雲」の発車時刻まで15分ほどある、ときいて改めて新しいのを作ってくれるとの話になり、時間に対してちょっとドキドキしながらもその方向に。思ったより早く出来上がり、これを購入。出来立てだけあって暖かい…実際のところ、駅弁って作り置きしてあるのを売ってなくなればそこまで、というのが基本なので暖かいものにはあたらないのが常。なので、このように作り立てで暖かい駅弁というのは初めてで嬉しい限りなわけで☆こんな良いモノを手に入れられるなんて幸先いいんじゃないか?とか内心浮かれたような気分で改札口へ。
ところが、掲示板に「出雲」の運転区間変更を知らせる貼り紙が…なんと、前日の関東での地震の影響で前日の下り「出雲」が大幅に遅れて途中の米子止まりになっていた(=出雲市まで来なかった)という事で、そのためにこの日の上り「出雲」が区間短縮されて米子始発になったというわけ。まさか関東での地震がこんな形で影響を及ぼしていようとは…幸先いいんじゃないかと思った矢先に予定が狂う事になったなあ、という感じで複雑な気分…思わぬ事態に駅員に文句を言っているおじさんもいましたけど、まあ今更変わる事もないので文句言っても仕方ないんですけどねえ(苦笑)。
結局、この出雲市~米子間は「出雲」の約15分後に出る特急「やくも」に振替乗車となりました。実は実際のダイヤにおいて、「やくも」は途中で「出雲」を追い抜いて米子に先着(!)する事になっているのでこの形でも、米子から先の「出雲」の乗車に関しては問題なく進めるんですよね。特急同士で追い抜きがあるのも、ゆったり進む寝台特急の妙、といったところですかね。それに、「出雲」のきっぷで「やくも」にも乗れる、と思えばちょっと得した気分かなー、とか思ったり☆

とりあえずホームに上がり、「やくも」の所へ。数年前に一度来た事はあったけれど、現在の高架駅になってからこの駅で乗車するのは初めて。2面4線あるけれど、なんだか広く感じない感じ。おそらく、ホームの幅そのものがさほどは広くないからかと思うけど…なんだかんだいってもこの山陰本線の重要なポイントとなる駅(電化特急の終点)であるにしてはなんだか寂しいというか物足りないというか… まあ、街の区画整理とかを考えると高架化は仕方ないんだろうけど、このこじんまりさは寂しさを感じるなあ…

とりあえず「やくも」の自由席に乗り込み、しばらくしてゆっくりと発車。まずは先刻買った駅弁=うなぎ弁当をあける。本当は寝台列車の中でゆったりとした感じで食べたかったのだけれども、せっかくの珍しく暖かい駅弁なのでさめないうちに食べることに。シンプルにうなぎとごはんだけの構成ではあったけれど、それゆえに逆にうなぎの味をしっかりと楽しめる、そんな感じでした。何よりやっぱり駅弁なのにあたたかいのが最高でしたね☆
うなぎ弁当を楽しんでいるうちに、外はあっという間に夜の闇へと変化。もともと曇り空だったのですんなり暗くなった、という感じ。この辺りはまだ郊外の街並みといった雰囲気もあって明かりを灯した建物が暗闇の車窓に現れては消えて、の繰り返しで進んでいくわけで。

そんな光景を走り抜けて米子に到着。降りて見渡してみると、奥のホームに気動機関車と電源車の音を周囲に響かせた青い車体の寝台特急「出雲」の姿が…これから東京までの12時間に及ぶ長旅を前にして悠然とした佇まいで落ち着いた風格を醸し出している、といった感じ。いつもだったら、見かけても見送るだけの列車にこれから乗り込んでいくのかと思うと、どことなく高揚感を感じたり。「出雲」の周囲を見ると何人かのカメラをかまえている人影が。やはり、廃止が決まる徐々にそういう人たち(苦笑)が集まってくるんですよね。鉄道業界特有の「定めし賑わい」ってやつですね。まぁ、今回は自分もその一人なのであまり多くは(遠い目)…
とりあえずは、指定の寝台へ行き荷物を置いて一息。寝台の様子を見るのは後にしてホームへ出る。一応私もカメラを持ってみて車両の周囲を回ってみる。普段の旅行ではカメラを持ち歩かない私も、せっかくなので今回は持参。「出雲」を写真に収めようかなと思いつつも、そこそこの人数が「出雲」を囲んでいるうえに周囲は既に夜の闇。試しに何枚か撮ってみるものの、イマイチしっくりこないので軽く観察した後に車内へと戻り、ほどなくしてゆっくりと発車。気づけば動き出していた、というような感じで進み出してなんだかドキドキ気分でした。

自分が乗り込んだ寝台は進行方向後ろよりの2号車中程の下段の寝台。寝台の構成として上下2段ある寝台が向かい合わせで一区画を形成しています。とりあえず米子を発車した時点では、自分のいる区画には自分一人。他の所は半分は一人、半分は二人、といった感じの乗車率。もう少しガラガラかな、と思ったのですが。まぁ、この乗客の一部はおそらく自分のようなこれに乗ること自体を目的とした鉄道好きかな、と思えます。なにせ廃止が決まっていますから(泣)。そういった数を差し引いて考えるとやはり乗車率はよくない=廃止、という展開も(残念ながら)頷けてしまう、といった感じがしますね…
せっかくなので、フリースペースのある5号車へも足を運んでみる。フリースペースとはいっても、営業をしなくなった食堂車の客席部分を開放している、という所。フリースペース部分の半分は食堂車時代のままのテーブルと椅子があって、もう半分は大きなソファーとテーブルがあってささやかなロビーといった風情。
中では何やらノパソやら資料やらを広げて何かを取りまとめている風情の人(鉄道ファン?)や、酒を飲みながら談笑している人などがいて思い思いの過ごし方をしている模様。
内装を見てみると、フリースペースになってからなのか食堂車時代からなのかはわからないけれども、壁面は星空を描いたペイントが施されていて、寝台列車らしさを演出していました。しかし、壁にかけられた時計を見てみると、これが動いておらず針は中途半端に止まった状態そんな状態で放置されていることのなんとわびしいことか…車両のもう半分の閉ざされた厨房部分の光景と合わせてなんだか目だって使われなくなってしまったが故の物悲しさを感じてしまいました…

寝台に戻ってしばらくして鳥取到着。ここで私の対面の寝台にもお客が。年配の女性が一人。その方はしばらくは座って外を眺めていたりしたのだけれど、10分ぐらいしたらもうカーテンを締めて眠る支度。実際、そちらの閉じられたカーテンが開いたのは翌朝になってからでした。
鳥取県内を東進していくうちに外をよく見るといくらか雪が積もっている様子。線路脇の雪であれば、外が暗くても結構見えるものなのです(車内に灯りがあれば)。なんだかんだいって、山陰地方も雪の多い地方なんだ、ということを感じました。雪の見える暗闇を地道にしかし確実に進んでいく「出雲」。その姿は実に堅実でたのもしく思えました。暗闇の中を丁寧に走り抜けていく寝台列車の趣は他のものでは真似できない、哀愁を帯びて静かでありながらも力強い存在感があるように思えます。実際に乗ってみて暗闇の中を進みながらそんな事を考えてたりしてましたね…
途中、城崎温泉あたりまではそういった物思いにふけったり、もう一度フリースペースを覗いてみたりしていたけれども、さすがに眠気も出て、翌日仕事だし(苦笑)、ということもあって自分も寝台のカーテンを閉めて就寝の体勢。程なくして、車内アナウンスの翌朝までの一時中断等を告げるアナウンスがあったりしたけれども、そのあたりはややおぼろげになりながら眠りへと落ちていきました…

目が覚めて、窓から外を見てみると、外は前日の山陰からそのまま持ってきたかのような曇天の中、湘南付近を走っている模様(確か平塚あたりを通過していたかと)。洗面所にいって顔を洗ったりしてとりあえず身支度を整えていると大船を通過し、車内アナウンスが復活して、まもなく横浜に到着する旨の案内が。通過していく駅のホーム上を見ると既に早めにその途につく通勤客の姿がちらほらと。なるほど朝の光景、という感じで、同時にまもなくこの「出雲」の乗車も終わるんだな、と思って寂しい気分に…
横浜を出て、残すは終点東京。川崎を過ぎたあたりで対面の寝台の方が身支度整えて起きてきたので御挨拶。こういうちょっとした挨拶でもなんだか風情を感じるのは寝台列車だからだろうか…?
そんな事を思いつつ流れる景色を眺めるうちに終着のアナウンスが入って終点東京到着。後ろ髪を引かれつつ列車から降りて、改めて「出雲」の車体を眺める。古めの車両が夜中を走りぬいてきているのになんだかくたびれた感じがしなかったのは気のせいかなー……
やはり朝のホーム上にもカメラを構える人の姿がちらほらと。まぁ、確かに朝のほうが明るくていい写真が取れそうですからね。そんな光景を遠景にして「出雲」を見て「出雲」が回送として引き上げていくまで不思議な感覚のまったりした時間を過ごして、「出雲」を見送った後、自分も家路へとついた次第。これにて今回の旅は終わりとなったわけです。


「出雲」廃止の報に端を発した今回の旅行。古都や神話の郷を巡って古きよき風情を感じつつ、現代の中にある心ひかれるものを楽しむ、そんな多彩な旅になったかと思います。
出雲方面はなかなか行く機会がないので、今回そのほんの一部を観て、実に奥深く面白そうなところだな、と感じました。「出雲」と合わせていくとより風情が出るかな、とも思ったりしましたが、「出雲」はもう消えゆく運命…そう考えると切なさを感じますが(遠い目)。
無機質な空間のようでいて、堅実にそして不思議な温かみを帯びて、神話の郷への足として走っていく「出雲」。数が少なくなった寝台列車の中でも、その目的地と合わせて独特な風情を持っていたと思います。そんな独特な風情を持った列車が廃止になるのはやはり惜しい。寝台列車が不遇ともいえるこの時代だからこそ頑張ってほしかったわけですけど…改めて、寝台列車の不遇さとその惜しさを感じたような気がしました。
惜しくはあるけれども、

特急「出雲」長い間お疲れ様

という事で。




あー、やっと書き終わりました。書き出してしばらくしたあたりで、なかなかうまくまとまらなくなってしまい構成に四苦八苦しました。何気に旅の中身を綴る事の難しさまでも感じましたね…
こんなまとまらないマイペース旅行記を呼んでくださった皆様、本当にどうもありがとうございました(低頭平身)。
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by avt-race | 2006-02-03 10:30 | 旅行・鉄道


続き


再び不思議な雰囲気の洋館のごとき出雲大社前駅に戻って列車に乗り込み移動開始。途中の川跡で乗り継ぎをして雲州平田で下車。降りて向かうは平田市の温泉施設・割烹温泉ゆらり何気にこの出雲方面は温泉が豊富のようなので浸かってきたいと思った次第。
駅を降りてさほど人気のない街を歩いて目的地に到着。温泉施設以外にもファミレスや古本屋等々も集まっていてなかなか賑やかな体。まあ、さすがに平日の昼間なので人は少なかったけど。この地方の名産品がならぶお店もあったものの、改装中らしく見れずじまいで残念…

中に入ってみると造り自体は普通の温泉施設だったのでさらりと受付をして中へ。脱衣所までの通路が幅広いのが印象的でした。さすがに平日の昼間なのでガラガラでかなりのんびりできました。…いいなあこの時間帯の温泉(含笑)。露天風呂から見た空が曇りがちでいささか重く感じられけれど、視界自体は広くとられている設計だったので曇り空でも圧迫感を感じなかったのはいい感じでした
温泉から上がって例によってソフトクリームを食べて一息入れてゆらりを後に。何気に併設のレストランがバイキング形式だったのに心ひかれたりしましたが(苦笑)。ちなみに、ついでに併設の古本屋にも寄ってみたりして(含笑)…まぁ、オタクの性ですな(苦笑)。

人気の少ない街を抜けて雲州平田駅に戻って再び一畑電鉄に乗車して更に東進。目指すは島根の県都・松江。とりあえずは宍道湖の北側を走って東進。しばらくすると、それまではいささか遠方にあった宍道湖がその姿を現してくる。広々と水をたたえた湖面は鮮やかな広がりを見せていてこれまた曇り空を気にさせない雰囲気を醸し出していました。
途中、一畑電鉄唯一のスイッチバック駅・一畑口へ。スイッチバックという重要なポイントである上に、ここからは目の薬師として有名という一畑薬師へのバスが出ていたり(歩いてもいける距離らしいが)するので、どんな駅かなぁ、と思いつつ見てみると…意外にさっぱりというか、さっぱりしすぎというか。実にこじんまりとした駅舎があって2面3線で余計な線の無いこざっぱりとした構内。しかも、一畑電鉄自体の運用車両の編成両数の関係もあって余計にこじんまりとした印象。駅員も一人がいるだけでかなりこざっぱり。スイッチバックの業務もあっさり終えてサクサク発車。まぁ、ここを通る列車は必ずスイッチバックをするので日常茶飯事的なことだからサクサク進んでしまうのかもしれないのだろうけど、なんだか抑揚(?)がなくて拍子抜けしたというかなんというか。まぁ、地元の人たちにとっては極当たり前の光景だから騒ぐ必要もないのかもしれませんね。…その辺をあっさりスルーできないのもまた鉄道好きの性、といったところ、ですかね(含苦笑)。
ここからしばらくは進行方向右手すぐのところに宍道湖の湖面を眺めて進むことに。鮮やかな広がりを見せる湖面が長々と続く路線…なんというか優雅な光景を見ている気分。こんな光景を日常的に見られるも、中々味がある路線、という気になりましたね。途中、ルイス・C.ティファニー庭園美術館前駅という長ったらしい名前の駅に遭遇してその駅名の長さに関心。なんでも、2004年に誕生した日本で一番長い駅名を持つ駅だとか。思わぬところに日本一が転がって(?)いるものです。

宍道湖から少しづつ離れていくうちに終点・松江しんじ湖温泉に到着。今度向かうは、山陰の名城・松江城母に、島根方面に行くといったら、是非ともいくべきだと強く推奨されたりしていまして。
駅を出て早速向かおうとして駅前のバス停の案内を見てみたものの、中々複雑そうな運行形態のような感じがしたので地図を確かめて歩いてみることに。まぁ、ただあっさりいってしまうのも面白くないような気もしたので、それはそれってことで(含苦笑)。駅を出てしばらくは古い雰囲気をそのままに残している感じのする水路に沿って移動。先程の宍道湖沿岸を列車で走っていたのとあわせて、「水」には縁の深いのがこの地方の特色なのかな、と感じてみたり。そんなことを思ったりしつつ街を縫って進んでいくと大きな天守閣がその姿を見せ始めて松江城に到着。
なんでも、この松江城の天守閣は日本で2番目に大きく、高さでは3番目、というような天守閣だそうで、なるほどその大きさ・広さにはなかなか圧倒されるものがありました。天守閣を囲む公園も結構な広さで全部回るとなれば結構な時間を要すると思われますね。
それほど時間があるわけではなかったのでサクサクと天守閣へ。入ってみると階段は中々急でちょっと引く感じもするけれども、お城ということを考えれば妥当なものかと。構造上、一応地下一階から入るような形で、この階は水や食料の貯蔵室のような場所だったとか。なるほど井戸もありました。
上の階へと歩を進めると、全般的に明かりは少なくいささか部屋が全体的に暗めな雰囲気。とはいえ、陰湿という感じではなく、整備は行き届いている模様。室内には松江城とその周囲に関する資料が様々に展示されていました。ふむ、中々勉強になります(何)。5階まである中、途中4階にはついに展示する資料がなくなったのか、何も無い状態でしたが(苦笑)。一番上の5階は松江の街を一望できる場所。松江城自体が高い建物なので見事に一望することができるというわけ。遠くには宍道湖の姿も見えて中々の景色。

広く見える絶景というのはやっぱり爽やかな気分にさせてくれるものです☆


絶景にしばらく見入った後、天守閣を降りて城を出て軽く周囲をうろついてみつつ再び一畑電鉄の松江しんじ湖温泉駅へ。バタバタしているうちに列車の発車間際の時刻で、先刻の出雲大社前駅で見た駆け込み乗車の光景を危うく自分が体現するところでした(苦笑)。
そんな形でバタバタしつつ列車に乗り込み来た線を戻って再び出雲市へと西進。今度は宍道湖は進行方向左に広がる形でしたが、相変わらず鮮やかでした☆

出雲市に着いてここから関東への帰途につくわけだが、この地を離れる前にもう一風呂浴びておきたいと思い、出雲市駅すぐそばにある駅前温泉らんぷの湯へ。午前中に温泉に入ったとはいえ、その後またあちらこちらと動き回りましたからね。それにここを逃すと翌朝まで風呂に入る機会がないし。
らんぷの湯は出雲市駅の南側すぐそばにあって、なんでも地下1800mまで掘って出た温泉だとか。よくぞそこまで掘ったものだとは思うものの、そのおかげでこうして駅のすぐそばで温泉に入れるようになったのだから感謝感謝。実際、旅行時ではこういう交通の利便が良い所に気軽に風呂に入れる場所があるのはとても助かりますからね。

中に入ってみると、昨日今日と入ってきた各温泉施設と比べてこじんまりとした規模。
浴室の方も同様で、こじんまりとした感じ。とりあえず体を洗おうとするわけだけれども、普通のボディソープの他に炭のボディソープが置いてありました。普通のお店で家庭用のはよく見るけど、温泉施設にこれが常備されているのは初めてでちょっと驚きましたね。ま、せっかくなので使わせてもらいましたが☆
ここにも露天風呂があるのだけれども、ここのは大きなものではなく、人か一人入れるぐらいのものが3つあるだけのもの。周囲は竹林に囲まれていて、広い展望、というわけにはいかないけれども、これはこれで中々風情があっていい感じ。実際、夕焼けがかった竹林を見ながら入る温泉は中々に独特な雰囲気を醸し出していました☆
らんぷの湯の休憩スペースはさほど広くはなく、飲食関係も簡単なものだけで私的に風呂後のお楽しみにしていたソフトクリームは無し…ま、コーヒー牛乳でも全然OKでしたが(何)。

こうして残すは関東への帰途を残すのみ、となるのだが、ここでサクサクと終わらない、否、終わらせないのが今回の私の旅だったりするのです。
そんなわけで。




続く
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by avt-race | 2006-02-02 18:15 | 旅行・鉄道

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夜行バスの中で目が覚めたらどうやらもう終点の出雲市駅近くだった模様。程なくしてアナウンスが入って到着。自分を含めて3人しかいない乗客はそそくさとバスを降りたって駅の方へ。2月の午前6時ということもあって、外はまだ暗い。
とりあえず、次の行動まで少々時間があるのでJRの駅へと入ってみると、待合いスペースに設置してあるTVでニュースをやっているのでちょっと見てみる。…旅行に出ているとついつい世情に疎くなるんですよね(苦笑)…何やら前日の夜に関東で大きめの地震があって、交通機関に大きな影響が出るくらいのものだった模様でちょっとビックリ。自分がちょっと(?)関東から離れている間にそんなことになっていようとは…いやはや(汗)。
ニュースを見て待合いスペースを後にして向かうは一畑電気鉄道の電鉄出雲市駅。ま、JRの駅と隣接しているのですぐの所にある駅。一畑電気鉄道は島根県の県庁所在地・松江と観光地・出雲を宍道湖の北岸経由で結ぶ地方小私鉄。宍道湖北岸側の足として、そして日本有数の名神社・出雲大社への足として活躍する鉄道。この日はこの路線を足にしてこの沿線を廻るのが目的なわけで。

全然人のいない高架下の駅舎に入って、窓口で一日乗車券を購入。手にしてみると何やら和紙の様な紙で出来ていてなかなか趣のある感じ。…ちょっと柔そうだけど(苦笑)。で、その一日乗車券と一緒に、一日乗車券購入(使用)の証明書まで付いてきました。特別な列車の乗車証明書はよく聞くけど、一日乗車券で証明書は聞いたこと無いなぁ、と思ってちょっとビックリ。…って、使用前に払い戻したら、これも一緒に返却するのだろうか…?
人気のないホームに上がり、発車を待つ列車へと乗り込む。いやまぁ、乗り込んだら2両編成に乗客自分一人でした。朝6時じゃ、まだこの町は動かないのか…ま、こう静かなのも味があるので好きなので一向に構いませんが(含笑)。結局この後もう一人乗客が乗り込んできて発車。とりあえず駅をいくつか進むうちに少しずつ乗客を増やしていっていたのでまぁ一安心(?)。
少し進んで、大社線への乗換駅・川跡に到着。自分は大社方面へ向かうのでここで乗り換え。本来、ここでの各接続はすぐに繋がる(1~2分以内)様になってはいるのですが、始発に近い時間帯ということもあって20分程待つことに。大社線の車両は転換クロスシートの5000系中の装飾にも神話を題材にしたもの施されており、なるほど大社方面専用、といった雰囲気を醸し出していました。そんな車内の転換クロスシートでのんびり座りつつ発車を待つ。これまた自分以外に乗客がいない状態。なんか悠然としていて落ち着くなぁ。外を見ると徐々に夜が明け始めて来たのがまた幻想的で良い雰囲気。そうこうして発車時間が近づいてきた頃合いに数人の乗客が乗り込んできて発車。夜が明けつつある中を10分程走ってあっという間に終点・出雲大社前に到着。
古びた洋館のような作りの駅舎の中は天井の高いドーム上になっていて、しっかりと売店もあってなかなかの広さ。しかし、半円状になっている窓口(出札口?)の様なスペースはその窓を閉じてパンフレット置き場となっていて、実際の出札口は改札口の脇にこじんまりとあるだけ。なんとなくうらさびしい雰囲気が…その小さな窓口と傍に置いてある自動券売機で事足りてしまうのでしょうかね(寂)…改札口に立っているのも、近所のおばさん、といった風体の人でのんびりした感じ(委託業務員か?)。駅舎の中を眺めているうちに自分の乗ってきた列車が折り返して行く時間になったのですが、そこに一人の客が慌てた様子で走ってやってきたので、改札口のおばさんが「ちょっと待ってー!」と列車の乗務員さんに大きな声で告げて発車を待ってもらっていました。こういうささやか気遣いができるのもローカル線の良いところってわけで。

そんな光景を後にして、自分が向かうは日本有数の神社出雲大社。上り坂を上がっていくと大きな鳥居が。早朝ではあるものの特段閉じている様子もなく、近所の散歩をしていると思われる人も当たり前のように入っていくので自分も中へと歩を進める。砂利が敷き詰められた参道を進みもうひとつある鳥居を越えると大きな松の木が参道の両脇に整然と立ち並び、幻想的にして荘厳な並木道が…朝靄の中にあるから余計に幻想的に見えるんですよね。その壮麗さに感動のあまり少しの間立ち止まって(というか、立ち尽くして)その光景を見てしまいました。これ、朝の人気のない時間帯だったからこそだと思います。人が多く歩いていたり、日中の明るい時間帯だったりしたら違う印象で、そこまでにはならなかったと思います。感動モノの光景でした☆
そこを過ぎていよいよ本殿の方へ。これまた大きな造りの社が鎮座していました。背後がすでに森そして山となっていてその重厚さが更に増されて見えるかのようでした。人気のない中、早速参拝。なんでも、普通の神社は二礼二拍手一礼なのに対して、出雲大社では四礼四拍手一礼なんだとか。そのように書いてあるのを見てそれに倣ってお参り。ま、何を祈ったかはないしょのしみつ(含笑)。
拝礼を済ませて本殿の周囲を散策。少し時間が進んできたこともあって朝の掃除をする職員の方々の姿がちらほらと。次第に人が(といっても職員)増えてきて、宮司さんや巫女さんの姿も。そういった姿を見ると益々神社に来ている気が増すような(笑)。やっぱり巫女さんの紅白の絶妙な組み合わせの姿は良いですね。なんというか心温まるというか萌えるというか(何)。

参拝も一段落着いた頃合で、前日の関東での地震の事もあったので自宅の母に電話して当方の無事を報告するとともに先方の様子も聞く。まぁ、特に影響はなかったようで一安心しました。…この時点では…
周囲の施設をさらりと眺めた頃合で空腹感が…事前のリサーチで朝8:30頃から出雲そばのお店が開いているらしいとの事だったので周囲を探索。出雲そばの店はあるものの開いているんだかいないんだか…オフシーズンなのも影響しているんだろうか?とりあえずしばらく動いた後に土産物屋の2階の食堂が開いているのを発見しそこへと入る。さすがにオフシーズンの朝ということもあってか、客は自分一人。ちょっとさびしい気もするけど、それはそれ。で、割子そばを注文して、しばらく遠景に見える社をぼんやりと眺めているうちに注文の品が到着。三段重ねのそばにだし汁をかけてさらりと頂きました。さっぱりさらりと食べられてまずは上々。良い朝食になりました。

そばを食べて1階の土産物屋で買い物をして再び出発。次に向かうのは旧JR大社駅かつて国鉄そしてJRの大社線の終点として、古くは出雲大社へ玄関として存在していた駅で、その造りや歴史の重さ(?)から今も駅舎が保存されているという所。やはり鉄道好きとしては見逃すことのできない場所、という事で訪ねることにした次第。
出雲大社を後にして、一畑電鉄の駅をスルーして歩を進めて、案内標識に従って行くと見えてきました、壮麗な造りの建物が…
和風の木造平屋でその姿は純和風。屋根の隅々にまで繊細な装飾が施された姿は見事な和風趣向の際立つ造り。澄んだ青空のもとに威風堂々とあるその姿のなんと凛々しいことか人気の無い駅舎の中に静かに入ってみると、そこはまた高い天井の下の広い空間。多くの人が行きかっていてもおかしくない造りでなんだか吸いこまれていくような気がしました。そのまま吸い込まれるようにホームの方へ。駅舎側に一線、もうひとつある島式ホームにかかる二線という構成の2面3線の構造。壮麗な造りの駅舎に対しても引けをとらない整った長いホームはそのまま今すぐにでも列車を走らせることができるのではないかとも思えるほどの造り。ありきたりな言い回しになってしまいますが、まさに生きた過去の時間にタイムスリップしたかのような感覚がしました。ただ、ホームから南方向(出雲市中心部方面)を見ると、ホームのちょっと先には普通の道路があって線路がプッツリと切られているのを見て現実に引き戻される、という感覚も味わいましたが(苦笑)。
他にも線路上には蒸気機関車の代名詞・D51が置いてあったり、駅舎の片隅には現役当事に駅員さんが使っていた道具や各種記念切符など資料が置いてあったり、臨時改札の改札口が多くあったりするところに往時を偲ぶ事ができました。特に臨時改札口の多さは、かつてはかなり大勢の客が乗り降りしていたことを如実に物語っていましたね。
そういった往時を偲ぶ様々な光景を見ているうちに、なんというか凄く不思議な感じがしました。かつては、出雲大社への玄関口として栄え、開通した年の出雲大社への参拝客数が前年の約2.5倍に伸びたり、正月3日間で26000人もの乗降があったり、東京や大阪から直通列車が走っていたり、と出雲大社と共にその壮麗な造りの駅舎にふさわしい栄華を誇っていたのが、いまや列車の通らない線と化してしまった…合理化やモータリゼーション、その他諸々のわかりやすい要因があってそうなってしまったのはわかるけれども、やはり何か切ない。駅の南の方でプツリと切れた線路を見つめるたびにそんな気持ちにさせられました。でも、他の地方の消えていった多くの路線に対して、この駅は今もこうして往時の姿そのままに懐かしむことができる、それだけでも嬉しい事なのかもしれませんね

そうこうして切なさを交えた不思議な気分を覚えつつ、旧大社駅を後にして次なる目的地へと歩を進めるのでした。



続く
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by avt-race | 2006-02-02 11:30 | 旅行・鉄道

続き



京都を離れた後は大阪近辺を巡る事にしました。ま、早い話フラフラとゲーセンとかで遊ぼう、というわけで。

京都を離れてとりあえず梅田に戻り、余計な荷物をコインロッカーに預けて身軽になって駅の外へ。まず向かうは駅近くの某レンタルビデオ屋。つい先日、この店から会員期間の更新を告げるハガキが届いたので、その更新をしにいく事に。実は約1年前にとある事情で、この店の会員になっていまして…埼玉県民なのに(含苦笑)。ま、それはそれで(何)。
更新の際に身分証明書(免許証)の提示をするわけだけど、そこに書かれている住所=埼玉県を見た店員さんが一瞬怪訝そうな顔をしたような気もしたけど気にしない気にしない(含苦笑)。

一通り更新を済ませてレンタル屋を後にして地下鉄に乗って移動。向かうは大阪のゲーセンの中の対戦のメッカのひとつko-hatsu最寄り駅・南森町駅をでて、商店街へ。17時という時間帯もあって、中々の賑わい。その場に根付いた気さくな商店街という雰囲気が、なんとなく心落ち着けてくれるような感じ。逆に、この雰囲気の中に対戦のメッカといわれるゲーセンがあるのか、とも思ったり。そんな事を思い始めた頃合いで目的地・ko-hatsuを発見。広くはないと思っていたけれど、予想以上に広くない、けれども狭いとは感じないそんな感じでした。水曜日の17時という時間帯という事もあって店内は閑散とした状態。とりあえずギルティの料金制フリープレイの曜日らしかったけれども、それすら閑散とした状態。サムスピなんて0状態。ま、仕方ないんでしょうけどね。それに雨だったし。ちなみに、翌木曜日がサムスピの料金制フリープレイの日だったらしいです。ま、スケジュールの関係上、あきらめる形で1プレイして店を出ました。
いささか空腹感を覚えたので商店街の中のお好み焼き等のスタンドタイプのお店へフラリ。中にはご主人一人。ま、微妙な時間帯だしね。メニューを見ると「塩そばめし」の文字が。ソース味のそばめしはよく聞くけど、塩味は聞かないなあ、と思いそれを注文。手際よく作った最後にちゃんと紅生姜を入れるかどうかを聞いてくれたのは小さいながらも嬉しい配慮でしたね。青のりがかかっていい感じの香りをさせつつさっぱりとした味でソース味とは違ったうまさがあって結構私的に好みかも。大阪に次来た機会にまた食べてみようかなあ。

そろそろ時間に余裕のあるうちに風呂に入っておきたいと思い、ゲーセンは一旦離れて温泉施設に行くことに。実はスルットKANSAIでは大阪近郊のいくつかの温泉施設の料金が割引になるサービスを実施していたので、これに便乗する事にした次第。今回目指すは万博記念公園にある温泉施設・おゆば実は、このおゆばの最寄り駅・(阪急)山田へはko-hatsuの最寄り駅・南森町から一本で行ける所だったりするわけで☆
列車に乗って山田に到着。徒歩で静かな街並みを抜けて行くと広くて小高い丘が現れて万博記念公園に到着。いろいろな施設への行き方(方向)を示す看板の中におゆばの文字を発見してその道へ。丘を上っていく為の整備された歩道を進む。…が、この道が暗い。街灯がなくまわりが林になっているのでかなり暗い印象が…本当にこの先に温泉施設があるのか?という雰囲気も感じつつ、進んで林を抜けると大きく「おゆば」と書かれた建物が見えてきて一安心。妙に整備されているのがかえって不気味な道だった感じ。あんまり夜一人で歩きたくないかも…

中に入って入場券を買ってフロントへ。ここでこの日使っているスルットKANSAIのカード(チケット)を提示する事で、タオルとバスタオルのセットがもらえるサービスなので、それを受け取って入浴。いくつかの内湯を楽しみ、そして露天の方へも行く。顔に外気を受けながらも体は温まる、この感じが露天の良さですねぇ。万博記念公園内という比較的都心に近いながらも、きちんとした泉質の温泉とのことで、やっぱり気持ちいいものでした。ま、温泉でなくてもゆっくりと湯に浸かるというのは良いものですね。
ここまでの体の疲れを癒して、風呂上がりにソフトクリームなんぞを食べて(私的には、コーヒー牛乳よりもこっちの方が好きなのです)気分をスッキリさせて再び出発。…また先刻の暗い道を歩くのはなんだか億劫でしたが(苦笑)。
駅へと戻る途中、中古ソフト屋があったのでフラリと寄り道。何気に目に付いたGCソフト遊戯王DM~フォルスバウンドキングダム・虚構に閉ざされた王国」がなかなかの安値で売っているのを発見。既に何軒かで売っているのは見かけているのですが、これまで見た中ではトップクラスの安さで状態も良好だったので思い切って買ってしまうことに。今まで買ったなかったのは値段もさることながらプレイしている時間もなかったというのがあったわけですが、まぁ手元にあるだけでも違うだろう、ということで買うことにした次第。…旅先で財布の紐が緩くなっていたのかもしれないですが(苦笑)。

寄り道も済ませて山田駅から再び阪急線に乗り込んでこの日3回目となる梅田へ。ここで先刻コインロッカーに預けた荷物を回収して次なる目的地・(神戸)三宮へ。この後、三宮から島根方面へ行く夜行バスに乗るために、残りの時間は夜行バスの出発地・三宮で過ごすことにした次第。通勤客でいささか混雑する列車に揺られて一路三宮へ。
2時間ほどここで時間をつぶすことになり、再び荷物をコインロッカーに荷物を預けて駅周辺を徘徊。やっぱり足が向くのはゲーセンなわけで。
何軒か回ったわけだけど、駅近くという事もあってか、どのゲーセンも賑わっていました。これでこそ来た甲斐もあるというもの、ってわけで。中でも三宮サンクスではサムスピが好調に稼働していたので早速対戦してきました。……まぁ、ろくに勝てるわけもなく(苦笑)サクサク負けてきましたが、ゆっくり対戦できたのは楽しいです。普段対戦する機会が少ない私にとってはなんだか気分の高揚する感じがしましたね☆
ひとしきり遊んで再び空腹感を覚えたところで一軒のラーメン屋を発見。見てみると、「神戸ラーメン」の文字が。「そんなラーメンあるんだ。」とか思いつつメニューを見てみるとそこには

「トマトラーメン」の文字が!!

トマトという存在にはいいたいことが山程ある笑)私にとっては見逃せないメニュー!即決で店に入り、早速件のトマトラーメンを注文。全体的にスープが赤いな、と思ったらトマトではなく辛口スープで、そこにトマトを小さく切ったものがのっている状態。食べてみると、基本的には辛口なのだが、時折トマトによってその辛さが中和されるという感じ。この中和加減がいい感じで、結構食べやすく仕上がっているかと思いました。これ、結構イケますよ☆

空腹感も落ち着いたところで夜行バスの乗り場へ。今度は島根県松江市・出雲市方面への夜行バスに乗り込むことに。で、行ってみると、これまた乗客が少ない!定員約30人に対して、乗客は自分を含めてたったの3人!!いくらオフシーズンの平日とはいえ少なすぎですよ(苦笑)…今回の旅行に際して出雲方面のバスを探しても対して見つからなかったのも、この需要をみてなんとなく納得してしまいました。まぁ、それほど目立つ土地でもない、ってことですか…
一応座席指定ではあったもののテキトーに移動しても誰も文句を言う状況ではなく、思い思いに座席を使ってリラックス。3列独立シートでシートとシートの前後間も充分の幅がとってあるおかげで思い切りリクライニングして就寝の体制へ。この便もなんとなく高速にあがったところまでは見たような気がするけれどもなんとなくおぼろげになってそのままいざ山陰へ…


続く
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by avt-race | 2006-02-01 23:50 | 旅行・鉄道

 →続き

最初に目を付けたのは法観寺八坂の塔なるものがあるとのことで何となく引かれるものを感じて行ってみることに。バスで移動し最寄りだというバス停で降りていざ散策。雨の中ゆったりと歩き回り、小さな路地を縫っていると、見えてきました五層の塔が。雨の中で少しぼんやりとした感じに見える塔がなかなか不思議な雰囲気を醸し出していました。しかし、周りを見ても門は閉まっているしあまり人気も無いので、入るのはとりあえずやめておきました。なんかおいそれと立ち入ってはいけないような雰囲気があったもので(あとで知ったのですが、中に入るには何やら事前に連絡が必要だったようです)…
せっかくなので、この周囲も散策することに。周囲は石畳みの坂道が多い中にも古い建物やおみやげ屋などが所狭しと立ち並んでいて、なんとなく絵に描いたような京都、という感じも。ある程度歩くと石段等が現れて自動車は通れない道がそこかしこにあるのがまたなんとも風情があるといいますか。修学旅行と見受けられる学生服のコも多く、いかに京都が愛されて(?)いるか、とかも感じたりしました。修学旅行が雨に濡れた京都っていうのも中々な思い出になるんじゃないですか?ま、あの年頃のコ達では分からないかもしれないけど…

続いて向かうは平安神宮まあ有名な所なわけだけど、それゆえに逆に今までキチンと入ってなかったんですよね。そんなわけで行ってみる事にした次第。
バスに乗って最寄りのバス停(京都会館美術館前)で下車。するとその目の前にはイベント会場・みやこめっせの姿が…ここは各種同人イベントもよく開催される場所として名が通っている施設。かくいう私も約4年前にシスタープリンセスのオンリーで遠征しましたよあの時に自分の中のデュエリスト魂が揺れ動いてしまったがために(以下削除)。そんなしょうもない事を思いだしつつ改めて目的地・平安神宮へ。
ほどなく遠くからも見える大きな応天門が視界に。さらに歩を進めて中に入ってみると、これまた広い。応天門から大極殿に至るまでの間には何もないので結構広く感じるんですよね。まずは大極殿でお参り。大極殿の中に入ってみても広く感じました。ちょっと整いすぎている感もあったけど(何)…お参りを済ませた後は敷地の奥の方にある神苑へ。ま、いわゆる庭、ですね。こだけは入るのに料金がかかる、という事で、やっとチケットに付いてきた優待券を利用することに。
神苑は平安神宮の外周の半分以上をカバーしているのでなかなかの広さ。そして、雨に濡れた神苑はなかなか趣があって厳かな雰囲気。天気が良い時はまた違って見えるんでしょうね。
しばらく歩くと若干異質な物体が…なんと、路面電車の車両が!なんでも、日本で初めて電気を動力とした列車=「電車」との事。日本初の電車が京都の市電であることは知っていたのですが、まさか平安神宮の神苑にあるとは思っていなかったのでかなりビックリ。しかも、当時の実物。なにやら、平安神宮と京都の市電は関係が深いそうで、その縁で神苑内に安置することになったとの事。思わぬ出会いに一人の鉄道好きとして感動しました☆
更に歩を進めていくと、木々の間を抜ける道が何本もあったり、池の中島に渡る橋の代わりに何個かの大き目の石が連続して置いてあったりして。なんだか心温まるような感じがしてきました。池の上に橋のようにして架かる泰平閣という建物も厳かでいい雰囲気。とりあえずそこでしばしの休息をとりつつ物思いにふけってみたり。雨が池に降り注ぐ様を見ながら物思いにふける…これはこれで贅沢な時間の過ごし方かもしれないですね。

平安神宮を後にして、次の目的地へ行こうとした辺りでお昼過ぎ。せっかくなので京都らしい何か食べようかと思うものの、これといって思いつかなかったのでとりあえず繁華街へと繋がる寺町通りへ。これといって見当たらない中で何気に一軒の良さそうなパン屋を発見したのでそこですます事に。いや、「カイザーハンバーグ」とかいうイカした名前のサンドを見つけてしまったもので「カイザー」とはまたえらい名前をつけたものだなあ、と思いつつ。ちなみに、味はそこそこでした。
繁華街を抜けて次の目的地へと向かおうとするも、ついつい繁華街の中のゲーセンa-cho)を覗いてしまう自分(含苦笑)。実は京都はゲーセンが豊富。市内のあちこちにゲーセンがあるので、それを巡っているだけで一日費やしても飽きないぐらいだったりするんですよね。立ち寄ったa-choはそんな京都の中でも指折りな対戦のメッカになっているゲーセンのひとつ。なものでちょっとドキドキな感じで入ったものの、さすがに平日の昼間だけあって、さほどは人がいない。ま、仕方ないかと思いつつ店内を見回してみると片隅に、我が心の名作「サイキックフォース2012」が!!これがゲーセンに置いてあるのをみるのは久しぶりでした。そんなわけでついコイン投入して1プレイ。…が、基盤の時間設定をリセットしてあるらしく、タイムリリースキャラは使えない・ストーリーモードは出来ない、という状態…まさか、そんな状態で置いてあるとは思いもよらなかったのでビックリ。仕方ないので、ガデスでシェービングウォールして遊びました(笑)。

思わぬ再会をしてついつい時間をつぶしてしまって時間的な予定が少し狂ったものの、改めて次なる目的地へ。阪急で(四条)大宮に向かい、そこで京福電車に乗り換えて、向かうは洛西の隠れた名刹・鹿王院嵐山の近くにあって駅名にもなっていながら、住宅街の中にかなりひっそりとした佇まいである寺院で、私にとって、数ある京都の寺社仏閣の中でも一番のお気に入りの場所なのです。
駅を降りて既に過去何度も訪れて見慣れている住宅街を縫って目的の場所へ。ひっそりとした佇まいで建っている山門。一瞬開いているのかと疑いたくなるような静けさの山門を抜けて木々に覆われた参道を抜けて入り口へ。こぢんまりと天井からぶら下がっている小さな鐘を鳴らして中の方を呼んで拝観料を払って中へ。
狭い廊下を抜けるとそこには鬱蒼としつつも不思議と柔らかさを感じる庭が…一見広い縁側にも見えかねないぐらいの姿ではあるけれど、目の前に広がるのは趣のある枯山水の庭園。人は自分以外誰も居ない静かな光景。とりあえず、庭を横目にしてまずは庭の中に佇む舎利殿と本堂を覗く。過去に何度も訪れて拝観してはいるものの、何度も見ても良いものだなぁ、とか思う。それらを拝観し終わって軒先に戻って腰を落ち着けて庭園をぼんやりと眺める。そういえば、雨に濡れたこの庭園を見るのは初めての事で、元々静かな佇まいなこの場所が雨に濡れてその静けさを独特なものにしている感じがしました。自分以外そこにはいなくて、自然と物思いに耽っていく…

なんとも落ち着きつつもたま

らない感じのする、ある意味

至高の一時。


少し入り組んだところにあって訪れる人の少ないこの鹿王院だからこそ出来うる素敵な時間でした。何回来てもその落ち着きがたまらない、本当に素敵な場所。絶対オススメです☆

至高の一時を過ごして駅に戻って再び電車に乗り込んで嵐山方面へ。程なくして京福電車の終点・嵐山駅に到着。あとは渡月橋を渡って終わり…とか思っていたら、なんと駅のホーム上に足湯を発見!以前来た時には無かったと思うので、比較的最近出来たものなのだろうか…?思わぬ発見に感動して、せっかくなので浸かっていくことに。
一度改札を出て駅の窓口で足湯専用のきっぷを購入。よく見たらチケットに付いている優待券が使えたのでここでも使用。きっぷと付随のタオルを受けてとって中へ。足湯はホーム先端にあって中には湯船の中にテーブルも設置してあって、嵐山周辺の観光案内等の冊子もあってくつろげました。ホーム上にあるということで、列車の入ってくる様を見る事も出来るわけで、足湯に浸かって落ち着きながら列車の出入りを見れるのがまたなんとも面白い感じでした。一日京都を歩き回ってひとしきり足が疲れていたところで発見した足湯のおかげで体力的にも気分的にも結構ラクになれました☆

足湯で気分転換できたところで駅を出て渡月橋を渡り阪急の嵐山駅へ到着し、今回の京都散策は終了。夕方・夜はまた別方面へと向かうので、ここから京都を脱出して行きました。


続く
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by avt-race | 2006-02-01 17:48 | 旅行・鉄道
かなり唐突な話ではあるのだが、この2月1~3日で西日本方面に旅行を敢行しました。まあ、何故に見事にオフシーズンなこの時期に旅に出たのか、という理由に関しては追々語るとして、今回の旅の顛末をつらつらと書いていくと致しましょう。

まず向かうは関西。大阪に向かう夜行バスが最初。
今回、いろいろとバスを探していたら、なんと新宿発24:55の大阪直行というバスを発見。これならば仕事の後でも普通に間に合うのでこれで行く事にした次第。
仕事を終えて脇目もふらずに帰宅したのが22:30過ぎ。そこから風呂に入って身支度を整えていざ出発。とりあえずは新宿へと向かうわけだが、終電少し手前のこの時間帯に都内へと向かう事自体が珍しくてなんだか不思議な気分。と同時に思っていた以上に人がいて、これまた不思議な感じ。さすがに東京は違うよ、などと改めて感じつつ新宿到着。まだまだ人波絶えない駅の中・駅前と抜けてバスの所へ。ちょっとドキドキしつつ角を曲がると、いかにも、な感じのバスが止まってました。
受付を済ませると、(乗客数は少ないので)自由席で、との話。実際、出発時には定員約40人に対して乗客は8人…まあ、平日のこんな時間帯である事を考えれば、当然なのかもしれません。むしろ驚くのは、こんな状態であっても運行をするバス会社の方かもしれないですな。
そんなわけで、ガラガラな車内で各自思い思いの状態でおやすみの体。自分も、バスが高速にあがった辺りまでは記憶してたけど、そこからはおぼろげに…

時折軽く起きたりしつつも約5時間ぐらいは寝られたのでまずは上々。気づくと、バスは滋賀県を越えて京都付近へと進む辺り。ま、高速道路なのでサクサクと進みはするものの、何やら怪しい天候の方が雲行きに…大阪駅近くで若干渋滞に遭遇したものの、ほぼ予定通りに大阪駅前に到着。しかし、

見事に雨…

なんだか微妙な雰囲気ではあるものの、ここまできたら後には退けぬ、ぐらいの勢いで気を取り直して移動開始。
まず向かう先は古都・京都。一瞬、「この雨じゃぁ歩き回るのは…」とかも思ったものの、逆に雨に濡れた京都を見てみるのも面白いかも、とか思ったのでやっぱり京都に向かうことにしました。そういえば、過去に何度も京都に行っているけれど、雨の日はなかったもんなぁ。
大阪駅構内は既に朝の通勤ラッシュの時間帯に突入しており、かなりの人波。その間を縫ってまずは阪急電鉄の(大阪)梅田駅へ。京都・大阪・神戸と動き回る予定なので、これらの箇所をカバーしている阪急を使うのが便利というわけ。いろいろとフリーきっぷの類も充実していたりするので。阪急梅田駅のきっぷ売り場に行って、いくつかあるチラシを見てどのきっぷにするか悩む。他の情報も欲しくて、改札近くにある本屋にも入ってみるものの、これといって無し。それよりも、ついアルカディアの最新号に手が伸びてしまったはないしょのしみつ(含苦笑)。
いろいろ悩みつつ買ったのは「京都1Dayチケット~阪急版2」。これなら京都のフリーエリアと阪急全線に乗れるので丁度いい感じ。これを購入し、早速京都(河原町)方面行きの列車に乗り込む。乗り込んだのは阪急京都線主力車両・6300系2扉で転換クロスシート(背もたれのみを動かして座席の向きを変えるシート)なのが結構好みの車両でして。扉が一つ少ないだけで、なんとなくゆったりしているように感じるんですよね、不思議と☆チケット購入時にいくつかの施設で使える優待券も付いてきたので、それを使える施設を軸に行くところを検討。そんな事をしつつ京都入り。やはりは雨は止まずに、雨の京都を散策する事にした次第です。


 →続く
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by avt-race | 2006-02-01 01:26 | 旅行・鉄道