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旗次郎(結構オタク)のマイペースなカタリング。コメント・トラックバック大歓迎です☆(基本的にネタバレ状態になっているので御注意下さい)


by avt-race
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へっぽこ侍、闘劇予選に挑む。

現在、ゲーセンの格闘ゲーム業界では全国規模の大会「闘劇06」の予選が進行中。下手っぴながらも(2D)格闘ゲーム好きな私にとっては注目のイベントです。ましてや今年は、大ハマリになった「サムライスピリッツ天下一剣客伝も開催タイトルに名を連ねているという事でいつも以上に注目となっています
そんなわけでせっかく「天下一剣客伝」が含まれているので、無謀にもこの予選に参加しよう、とか思いたってしまい、ついにやってきました。こういった大規模な格闘ゲームの大会に参加するのは‘98の「サイキックフォース2012」以来の事。実に8年ぶりの事です。要はそのぐらいハマっている、ということになりますかね。
そんなわけでその話をば。

今回私が参戦したサムスピの予選会場は東京町田にあるゲーセンビートライブ」。正直もっと他の所での予選にも参加したかったんだけど、日程が合わなかったりしてこのビートライブでの予選しか参加できない状態になった、というわけで。
そして何より問題なのが、参加形式が2on2のチーム戦である事。日程の調整に難儀したのはこのためでもありました。そんな日程の調整がやっと合った今回のパートナーは毎度おなじみのまるやすさん…お互い休みの大体をオンリーとかのイベントでつぶしている二人じゃ中々合わないわな(含苦笑)。そんな二人がなんとか予定の隙間をみつけていざ参戦とあいなりました。

当日、浅草(台東区民会館)でのDグレのオンリーに午前中に出向き、そちらを1時間程で抜け出して地下鉄→小田急と乗り継いで町田へ。駅を出てビートライブへの路地に入ったところで先に現地入りしていたまるやすさんから電話がかかってきてほどなく合流。まるやすさんに場所をきいていざビートライブへ。…って、入り口が目立たなくて通り過ぎそうになりましたが(何)。あれはいわれなくちゃわかんないなあ…そんな感じで戸惑いつつ店内へ。
なんというか狭い。広さでいえは電車1.5~2両分といったところ。そこにまさに所狭しという感じで何台もの筐体が並ぶ。しかも地下だから余計に狭く感じるわけで。そんな店内には既に50人以上の人がいてそのほとんどが2台あるサムスピをプレイor観戦しているものだからまさに大混雑状態。いやがおうにも「大会」な雰囲気が充満していて、それだけでもドキドキしてくる感じです。
エントリーはまるやすさんが既に済ませてくれていたのでしばらく観戦。普段ゆっくりとプレイしている時間無い私にとって、目の前で次々と展開されていくサムスピ対戦はかなり熱く映って気分が高揚してくると同時に不安の方も募って複雑な気分。やっぱり無謀なチャレンジな気はしてくるものの、それはそれ(何)。せっかくの機会なんだから楽しまなくちゃ、ってなもので。
とりあえず本番の前に一回でもプレイして感覚を掴んでおきたかったので、なんとか隙をみつけて1プレイはできました。あとはそのまま観戦。もう一回ぐらいやりたかったけど、ドンドン人が増えて隙がなくなるなくなる。移動するのも大変でしたね、本当に。

そして抽選も終わり、組み合わせが貼り出される。チーム数は40。ということはこの時点でギャラリー+αを合わせて店内に約100人いるってこと。凄いなあ。ちなみに方式的には5つのブロックに分かれてトーナメントを行い、勝ちあがった5チームで変則トーナメントを行って優勝を決める、というもの。
自分たちの相手はチーム「氷帝」。まるやすさんいわく、サムスピ業界ではかなり有名なプレイヤーさんのチームだとか。すいません、自分、その辺りの人的情報には疎くて…あまりの事にまるやすさんは、相手が「氷帝」だけに(「無の境地」発動を意味して)「無我るしか」とか言いだす始末でした(含苦笑)。

そしてていよいよ本番スタート。ほどなくして自分たちの出番もやってきていよいよ出陣。我々のチーム名は「龍虎外伝同好会」。いやまあ前日に「こんな感じで」みたいな会話をしていましたが本当にそれで登録したんだね(含苦笑)。うちららしいといえばらしいけど(遠い目)。
キャラクターは
まるやすさん=炎邪
私=斬紅郎
で。スピリッツはまるやすさんは相手によって変えるとの事、っていうかそれがこのゲームの対戦での基本。私はその基本をドン無視するかのように怒スピリッツ一択で(含笑)。…いえね、怒の斬紅郎なんていったら、何をやりたいかなんて一目瞭然ですとも。超斬りを当てる事しか考えてないですよ。そして大会に出るような猛者だったらそんな事は百も承知で対策たてるのも楽ですよ。そんな事はこちらだって百も承知ですよ。でも、このキャラとスピリッツが好きでやってきてせっかくのめったに参加しない大会という場なのでそれでいくのもありでしょう、という事で。
そんな斬紅郎のカウンター性にかける形で私は後にまわり先発はまるやすさんで。相手は首斬り破沙羅。まるやすさんは怒スピリッツを選択。何とか頑張るものの、翻弄されて敗北。そして私の出番。なんとか間合いをはかって超斬りを当てようと試みるものの、相手の幻惑な動きに応じきれず惨敗となりました…ま、普段対戦する機会の少ない私のような輩が勝てる程甘くはないというわけで、まあ当然の結果なわけでして(苦笑)。
負けた後はひたすら観戦。80人も参加しているだけあって次々にレベルの高い対戦そして立ち回りが展開。職人技な連続技を決める和狆、絶妙な間合いで相手を掴む骸羅、普段の対戦でもめったに見れない双六VSおちゃ麻呂というレア対決等に場内も盛り上がる。中でも実況が追いつかない程に流麗な動きをみせるシャルロットがいて、次々に決まっていく華麗な攻撃の数々に実況も場内も大盛り上がりでした。
そういった盛り上がりを見せつつ5つのブロックの代表が出揃っていざ決勝リーグ。ちなみにまるやすさんは諸事情によりここで帰宅。後は一人で観戦。
決勝リーグに勝ち上がった中には上記の骸羅やシャルロット、そして私たちが戦った首斬り破沙羅等も勝ち残って中々面白い残り方。ま、強キャラ(=使用人口も多い)ミナ・いろは・閑丸・天草といった辺りがちらほら複数いたり。
で、一休憩入れて後、実力伯仲の熱い戦いが再開。骸羅やシャルロット、そして破沙羅といった辺りも十分に熱い戦いをみせてくれたものの、残念ながら敗退。結局優勝をして闘劇本選への切符を手に入れたのはミナと閑丸のコンビでした。実力伯仲だと勝敗を分けるのは結局の所はキャラ性能ということなのでしょうかね…?
こちらも熱い戦いの数々の余韻に浸りつつビートライブを撤収した次第でした。


普段対戦に出向く機会が少ない私が挑戦するには無謀な舞台ではあるとわかってはいましたが、かなり気に入ってハマったこの作品ならばそこまでする価値もある、と思っての参加で、参加できてよかったと思ってます。自分が大ハマリした作品の一大舞台(の予選)がどんなものかを観るだけでも気持ちが変わってきました。この先、こういう機会はめったにないでしょうけど、また何かの機会を見つけて対戦の場に行きたい、改めてそう感じさせてくれた一日でした☆


…五月(GW中)に本選があるそうなので、なんとか見に行きたいなぁ…
by avt-race | 2006-03-05 23:19 | ゲーム