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旗次郎(結構オタク)のマイペースなカタリング。コメント・トラックバック大歓迎です☆(基本的にネタバレ状態になっているので御注意下さい)


by avt-race
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2006年10月の幕開けは遠征で。(前編)~波乱のプロローグ

いよいよ十月となり秋のオンリーシーズンも盛り上がってきた今日この頃。改めて本格的に始動という事でまずは大阪へと遠征してまいりました。
そんなわけでホントにいろいろあった(含苦笑)遠征の話です。


前日の土曜日の夜に出発という事で仕事を終えて(実は残業になりそうだった(汗))帰宅後食事を済ませいざ出発しようとしたら、家族に真面目な話でつかまり余裕なくバダバタと準備をして大慌てで出発するはめに。
東京発のムーンライトながら号に乗るために東京駅へ。東京駅の近くまで来てなんとか間に合ったと思い、カバンの中を見ると…

夜行およびそれに付随するキップが無い。

何度見てもホントに無い。どうやら大慌てで準備をしていた中で誤って家に置いてきてしまった模様。あまりの凡ミスに愕然と猛烈にへコむものの、もはやどうにもできずに泣く泣く引き返す事に…落胆したまま終電で帰宅。実は終電にちょっと間に合わなそうだったのだけれども、何やら遅れていたのでなんとか間に合ったのが不幸中の幸い。あやうく落胆状態で都内で夜を明かす所でした(汗)。

トボトボと帰宅してみると確かに自室に件のキップが…改めてひとしきりへコんだ後とりあえず時刻表片手にどうするか必死に悩む。そもそも今回の遠征は鉄道の日記念きっぷを使用する行程でした。このきっぷはJR全線の普通列車の一日乗り放題が3日分使えるという代物で、実は今回の遠征で使っても一回余る事を見越して、既に前の休みに一日分使用してしまっており、既に払い戻しは不可能な状態だったので、なんとかしようと思いいろいろ考えを巡らせました。そして調べてみて、新幹線と普通列車を組み合わせて可能な限り安く行けそうな行程を組み立てて決行する事に。この行程だと途中でこだまからひかりにスイッチしたり、キップを買う時間も込みで掛川駅乗換時間が3分しかなかったりするという結構強引なモノ。それでもなんとかイケそうなので一安心し、風呂に入って後(そもそも本来は風呂に入ってから出かけるつもりだった)とりあえず就寝っていうか仮眠して朝に備える事に。

ふと目を覚ましてみると、起きようと思っていた時刻から2時間が経過…

目覚まし時計が作動しない

という最悪な事態が発生。そんなバカなっ……!
またしてもありえない事態の発生に頭を抱えつつも、ととりあえずなんとかしてみようかと思って家を出発する事に。

残された手段は普通に新幹線で突っきるか、あきらめてしまうか。極力安くすませるために記念きっぷ等で行こうとしていたのにこれ以上の出費は無駄な事になってしまいかねないのです。なので、いっそあきらめて記念きっぷの力でこのまま関東近辺で鉄道のりまわしでもしようか、とかいう案も浮上。確かにその方がこれ以上余計な出費は無いし…
そんな風に悩みつつ都内へ。しかしして何気にあきらめきれずに極力安く行く手段として新横浜乗車を思いついて新横浜へ。さりとて大きな出費になる事には変わりなく、新横浜の改札口前に立ち尽くしながら、やはりあきらめるかと思い頭を抱える。
そこで頭をもたげてくるのが、
どちらの行動が後悔しないか
という事。イベントをとるかお金をとるか。自分という人間からしてどう判断するのがいいのか。じゃあ普段同人イベントに際して自分はどういう考えをしているのか…
そう考えた時、私が同人誌を買う際に思っている信念
「買わずに後悔するなら買ってから後悔しろ」
というあの信念。それを描く(書く)人のその時その時の情熱はその時に応じてあるものであり、オンリー合わせであるなら尚更の事。そう考えれば同じ同人・同じイベントに二度巡り会う事は中々無いはず。だからこそ上記のように考えている。そのように考える私ならば、それに連なる思考を展開するはず。それすなわち、


金は働けば稼いで再び手に

する事はできるが、同じオン

リーは二度と無い



という結論。間に合わない時間ならばともかくまだ間に合わせる為の手が残っているわけだから、その信念と結論に基づいて進むのが私というオタクの有り様のはず。
と、そこまで思い至った次の瞬間、足は券売機に向かい(少しでも安くすませるために京都→大阪は普通列車で移動という事で)京都までのきっぷを買い、足早にホームへ向かい新幹線に乗り込んでいました。
もう後戻りはできません。たとえ万人に愚考極まりないと罵られようがそこでその信念に背くのは私のオタクとしてのいや人生のスタンスに反する事。
「善でも悪でも最後まで貫き通せた信念に偽りなどは何一つない」(武装錬金第18話)

とも言います(何)。自分の思う信念を貫いてこそ生き進む意義もあろうというものだと思うのです。いささか大袈裟に見えるかもしれないけど、そういう気持ちがあってこその私という人間(オタク)ですから
だからこそ己が信念の元に突き進んで、いざ大阪となった次第です。




ってな感じで、波乱の幕開けをブチかましつつ→続く
by avt-race | 2006-10-08 20:30 | 同人話